矢田町の荒神こうじん


 真名井の滝の北北東、約200mの林内に荒神が祀られています。道路から山へ向かって径があり、入ってすぐの左側の林内に手水鉢、石灯籠があり、立石が祀られています。荒神なのか、社日碑なのかよくわかりません。径はさらに奥へ続き、数段の階段を上がった所に注連縄が張ってあり、その奥に石造りの龍の頭部が石の台の上に置かれていました。これは平濱八幡宮の荒神と同じように、稲わらで作る蛇の頭を簡略化したものと思われます。

 雲陽誌に眞名井荒神の項があり、「本社より六町東にあり、風土記に載る眞名井社是なり」とある。真名井神社の境内社の末那為神社の旧社地なのかもしれない。

 所在地:松江市矢田町
 訪問日:2021年2月22日

 荒神:中国地方の山村や、瀬戸内の島々、四国の北西部、九州北部には、樹木とか、大樹の下の塚を荒神と呼んで、同族の株内ごとにまた小集落ごとにこれを祀る例が多い。部落で祀るものは生活全般を守護する神として山麓に祀られることが多い。樹木の場合は、地主神、作神(さくがみ)であり、牛馬の安全を守るが、甚だ祟りやすいともいう。(ウィキペディア)
 
 出雲(島根県東部)から伯耆(鳥取県中西部)にかけて、荒神にその年の収穫を感謝する行事が濃密に分布しており、毎年収穫後の11月から12月を中心とする時期に行われます。巨大な藁蛇(わらへび)と大量の幣束(へいそく)を製作し、荒神を祀った樹木や石などに供えることを基調にしながら、多様な形態をもって伝承されています。(鳥取県)

入ってすぐ左に石灯籠がある。手水鉢

立石が祀られている。社日碑か?林内へ径が続く。階段がある。

注連縄の向こうに竜頭が祀られている。





松江の神社