身武智神社 |
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宍道町白石の広域農道の南側のこんもりとした林の中にあり、山際に鳥居が見えます。 「一匹の老猿現わる。猟師之を撃たんとす。猿逃げんとはせず、樹上より合掌叩頭して、只管命を乞う様なり。されど猟師聞き入れず遂に之を射落せり。やがて当部落に悪疫流行し始め猖獗を極めて停止すべくもあらず。時の人大いに怖れ慄く。茲に部落一同の協議を以て出雲大社に参詣し、乞いて平癒の熱禱を捧ぐ。さしもの悪疫も日ならずして鎮定せり。そのあまりにも顕著なる御霊験と宏大なる御神徳とに一同驚嘆し、大社の御分霊を勧請し来りて新に一社を建立し此の地の産土神と奉斎す。創立年代不明なるも、棟札により元禄十二年よりも以前なること明らかなり。」(神国島根) 「由緒 不詳。往古、悪病が流行した時、出雲大社に参詣し祈願。これにより悪病がおさまったため、大社から勧請と伝える。旧称御内大権現で『雲陽誌』にも御内権現と記されている。」(宍道町史) 「社名の「身武智」は御祭神の大己貴命(オオナムヂノミコト)の御名を戴き、『己貴』を「ミムヂ」と読み之を充てたものであると思われる。 昭和二十三年三月一日に社殿を焼失するが、御神体は境内社の八幡宮に奉斎し、拝殿は同年に新築する。平成十九年に本殿を新築し、本殿遷座祭を斎行して現在の御社殿になる。」(くにたまの会) 出雲風土記:
所在地:松江市宍道町白石1177 |
社名碑 | 手水鉢 | 拝殿前の狛犬 |
拝殿 | 本殿 | |
右の境内 | 歳徳神 | 奥の境内社 |
左の境内 | 境内社 | 境内社 八幡宮か |
右端水路の奥に小祠がある。 | りゅうごんさん |