姫二所神社ひめにしょじんじゃ


 東長江町の元長江小学校付近にあったとされます。秋鹿姫命を祀る秋鹿神社に罔象女命を祀る御井神社が合祀され、姫二所神社と呼ばれたようです。明治42年に国司神社に合祀されています。

 「国司神社 ・・・明治四十二年四月二十三日西長江鎮座新宮神社東長江鎮座姫二所神社を始めて天森神社日御碕神社を合祀した。」(神国島根)

 「宮ノ前 長江小学校近くに『姫二所神社』があったことから『宮ノ前』と言った。この神社は、現在、『国司神社』に合祀されている。(地名が語るふるさと古江)

 「秋鹿神社は奈良時代には長江にあり、いつの頃かわからないが御井神社が合祀されて『姫二所明神』となり明治時代に国司神社に合祀されたことになる。一方井神に新しく秋鹿神社(または姫二所大明神)が建立され、その後現在地にと変遷したことになる。」(ふるさと秋鹿の地名と神々)

「長江 姫二所明神 秋鹿姫命をまつる。」、「秋鹿 姫二所大明神 『風土記』に載る秋鹿社是なり。」(雲陽誌)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:秋鹿姫命あいかひめのみこと
 合祭神:罔象女命みずはのめのみこと誉田別命ほんだわけのみこと
 境内社:

 所在地:松江市東長江町中組
 訪問日:2021年9月19日


元長江小学校




松江の神社