秋鹿神社 |
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宍道湖沿いの国道から北へ進み、広域農道との交差点から200mほど北にあります。 雲陽誌に「姫二所大明神 風土記に載る秋鹿社 是なり」とある。御井神社は延喜式内社であったが、中古、社が衰頽して秋鹿神社に合祀された。社号を「姫二所大明神」と称する故は、秋鹿日女命と罔象女命二柱の女神が鎮座されている所以である。(境内説明書き) 『出雲国風土記考證』には、「秋鹿社は、もと井神谷の宮崎にあったらしい」とある。(出雲神社探訪) 御井社について 現在、御井神社は無く秋鹿神社に合祀されている。しかし、『出雲神社巡拝記』には佐陀大社の境内田中二所明神社に合祀されているとする。また、『出雲国風土記注解』には、長江の井神谷から秋鹿社から五十間許の泉の上に移され、今は秋鹿神社に合祀されているとする。秋鹿神社宮司によれば秋鹿神社から百メートルばかり南の民家裏の湧水が元の位置らしい。―略― おそらく佐太神社の近くにあったものが田中神社に合祀された後、秋鹿神社に合祀されたのだろう。(出雲神社探訪) 神社から南へ100mあまりの田んぼの中に樹木に囲まれた民家があり、その裏の東側に石柱が並んでいる。この場所が上記の御井神社の跡ではないかと思われる。 出雲風土記:秋鹿社 延喜式: 主祭神:秋鹿日女命 配祀神:誉田別命(八幡宮)、罔象女命(御井神社) 境内社:若宮神社(西側)、八坂神社(西側)、國本神社(東側)、秋葉権現社(後方)、稲荷社(後方)、社日塔(後方) 所在地:松江市秋鹿町2853 訪問日:2021年2月14日 |
手水舎 | ||
随神門 | ||
神楽殿 | 斎館 | |
拝殿 | 大正十年の石灯籠 | 三枚の扁額 |
本殿 | 後方の境内社 | |
秋葉権現社 | 稲荷社 | 社日塔 |
西側境内社 若宮神社、八坂神社 | 東側境内社 國本神社 |
神社から南へ約100m | 民家裏の東に石塔がある。 | 反対側から 御井神社跡地か? |
古い墓石のようだが |