杠神社ゆずりはじんじゃ跡地


 雲陽誌に、「ゆずりはと云う処にあり、社三尺四方伊弉冊尊、天照大神を祭、此の社の後の山に数十間峙ちたる岩壁あり、其色黒くして水したたる、其下は人の行がたき処なり」とあります。

 『神国島根』の草野神社の項に、「もと大野町上分杠谷にあったが、明治初年、字南の南八幡宮に合祭して草野神社とした」とある。しかし、杠谷には現在も杠神社はある。(出雲神社探訪)
 明治初年に八幡宮に合祭された後も、地域で祀られていたようですが、平成26年に廃社されたようです。社殿はなく、鳥居と狛犬、手水鉢、石灯篭、社務所が残され、跡地を示す石柱が立てられています。狛犬は平成五年建立とあり、20年以上時が経過し、地域で神社を支えられなくなったと思われます。

 出雲風土記:草野社かやののやしろ
 主祭神:草野姫命かやのひめのみこと
 合祀:
 境内社:
 合祀先:草野神社

 所在地:松江市上大野町上分
 訪問日:2021年1月31日

道路脇から石段がある。鳥居に杠神社とある。

平成5年に建立された狛犬社殿は取り壊されている。

本殿のあった基壇が残っている。





松江の神社