牛尾神社跡 |
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上東川津町で「牛尾神社跡」を尋ねてもなかなかわかりませんでしたが、字名の「能徳」は本覚寺の近くの方だということでした。お寺の近くで尋ねると、「この谷の奥を能徳といい、名前はわからないが神社の跡があり、石段が残っている。」とのことでした。 家の脇から山際を回って山へ入り、しばらく進むと、左に大きな岩がありました。岩の上面の中央が窪んでいるので、手水鉢と思われます。その先を探すと、石が並んで、階段状になっているので、これが石段跡で、その上の平場が神社跡になると思われます。 「牛尾神社は、『雲陽誌』上川津の条に、「八幡宮・応神天皇を祭、・・・」とあるものにあたると思われる。宮司吉岡静夫家所蔵の『十三条区別之廉書』に八幡社について『牛尾社と改号 未年三月二日』とあり、これについて『勧請之年代不明に御座候ヘトモ慶長ノ棟札御座候、但宝暦ノ御調之節誉田天皇ト書出候ハ誤ト奉存候、託宣ニ依テ武将之御霊ヲ斎候趣キ記録ニ御座候』とある。」(川津郷土誌) 出雲風土記:延喜式: 主祭神:牛尾民部左衛門霊 境内社:
所在地:松江市上東川津町能徳 |
本覚寺の下の家への道を入る。 | 家の脇を入る。 | 山際を右へ周る。 |
山へ入る。 | 左に大きな岩が見える。 | |
大きな岩は手水鉢のようだ。 | 少し先に石段状の石が並んでいる。 | かろうじて石段に見える。 |
石段の上は平場になっている。 |