鷹日神社 |
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山陰自動車道とだんだん道路に挟まれた丘陵にあり、国道9号から南へ入ると、東側から参道が続いています。境内横に大きな赤い鳥居があり、別の神社と思いましたが、これは境内社の水玉稲荷神社の鳥居です。 創立年代不詳(神国島根) 延喜式に鷹日神社、出雲風土記に多加比社とあり、古文書に天智天皇の七年(白雉七年、西六六一年)九月十一日、天照大神の御神霊をお祀りになった。天智天皇七年夏天下日照り続きで万民困り果てし時、天皇は諸国をご視察になった或る夜夢に白鷹が良く稔った稲穂を口にくわえて天皇の前に飛び来った。天皇は、この日照り続きにこんなに稔った稲穂がと喜び白鷹に「何処から来たか」と問えば「出雲の国意宇の郡より来た」と答えた。天皇は夢より覚めた時、外には雨が降りこの雨のため万民はすくわれた。天皇は大変喜ばれ、これは天照大神のお助けと、早速出雲に勅使を出し、この白鷹をお探しになった。当社高御産霊神の使神である白鷹がこの森にいたので新しく社殿を造り天照大神(大日霊女貴尊)をお祀りになった。(境内由緒書きより) 「高日神社 高皇産霊尊なり、【風土記】【延喜式】に載る多加比社是なり、天正十八年大江朝臣輝元造立、慶長十八年栗山伊賀守重廣新建の棟札あり」とあります。(雲陽誌)
出雲風土記:多加比社
所在地:松江市東津田町1376 |
社名碑 | 一の鳥居 | |
手水舎 | ||
二の鳥居と随神門 | ||
境内から見た随神門 | 拝殿 | 扁額 |
本殿 | 拝殿前の狛犬 | |
右側の境内 | 左から今宮社・厳島神社、金毘羅宮・笠祖神社、舩玉神社・和田津見神社 | 狐守荒神 |
春日神社 | 神器庫 | 多数の小祠が置かれている。 |
地主荒神 | 松原総荒神 | 左の境内 |
八幡宮 | 馬場稲荷神社 | 社務所 |
境内社 水玉稲荷神社への参道 | 境内の全景 |