八幡宮跡 |
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宍道町佐々布の字山崎に八幡宮跡があるということで、その付近で尋ねると、「『山崎』という屋号の家はその先だが、この裏の竹やぶに神社の跡があり、石垣が残っている。今は大森神社に移っていて、神社の名前はわからない。」とのことでした。 佐々布下公民館脇から山沿いに径を入り、水路の板を渡って右の竹やぶに向かうと、入口に古い石垣の跡があります。さらにその奥にもう一段石垣の跡があり、その上には平場がありました。ここが神社跡と思われます。「字山崎」にも近く、ここが八幡宮跡と思いましたが、宍道町史には、「旧社地には狛犬が現存している。」との記載がありますが、痕跡はありませんでした。 「大森神社 合祀神社 八幡宮(旧社地佐々布山崎) 由緒 不詳 天王山山崎八幡宮の勧請と伝え、また社頭の棟木に佐々木氏の紋章を付す慣例があるとされる。1907年(明治40)大森神社に合祀。旧社地には狛犬が現存している。(宍道町史) 出雲風土記:延喜式: 主祭神:誉田別命 境内社:
所在地:松江市宍道町佐々布下 |
公民館脇から入る。 | 水路の板を渡り、右の竹やぶへ向かう。 | |
竹やぶの入口に石垣がある。 | 参道の両側に石垣がある。 | |
中にもう一段石垣がある。 | 石垣の奥に平場がある。 |