雀部稲荷神社ささべいなりじんじゃ


 春日町の須賀神社の境内にある雀部稲荷神社は、元は浜佐田町の椎池の北側の道を東へ向かって峠を越えたところにあったようです。江戸末期の絵図を見ると、堂土池の谷を国屋側へ過ぎたところに鳥居と社が描かれています。詳しい場所は不明です。

 「本殿後ろに、雀部(ささべ)稲荷神社が境内社として祀られている。元の社地は、浜佐田上の椎池から国屋に越す地名を堂土といい、堂土池の近くの道路北側の斜面にあった。この道を地元浜佐田では、通称雀部越しと呼んでいた。江戸時代末期頃のものと思われる浜佐田絵図に稲荷社と鳥居が描かれている。」(須賀神社説明文)

 江戸末期頃の浜佐田の「古絵図」・・・に雀部稲荷神社が記されている。この神社は笹部越しの国屋側南斜面(※南向き)にあったので、地名の由来となったものである。(地名が語る生馬の里)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:
 境内社:

 所在地:松江市国屋町
 訪問日:2021年11月17日


椎池峠のT字路を下ったところにあった。T字路を北進すると堂土池がある。

浜佐田村古絵図




松江の神社