新宮神社しんぐうじんじゃ


 「あいかの里」近くの山に新宮神社の跡地があるとのことで、近くの家で訪ねました。「あいかの里の後の山に小さな池があり、子供の頃にその池の縁に小さな祠があった。それが新宮神社だったのかどうかは、わからない。あまり広い場所ではなかったので、神社跡とは違うかもしれない。今は山になっているが、溜め池の下には田んぼがあった。」とのことでした。明治七年に多太神社に合祀されています。
 家の脇から山の尾根筋を上がると、田んぼの跡と思われる平場があり、その上に小さな溜め池がありました。池の周りには神社があったような場所は感じられませんでした。池の上の尾根には、平らな広い場所もあり、この尾根の平場に神社があったのかもしれません。

 「新宮 現在のあいかの里の付近で、ここの山端に新宮神社があった。この、神社は、明治七年に多太神社境内の八幡宮に合祀されている。」(ふるさとあいかの地名と神々)

 「新宮権現 事解男命なり 社三尺に五尺南向、」(雲陽誌)

 出雲風土記:
 主祭神:事解男命
 境内社:

 所在地:松江市岡本町下岡
 訪問日:2021年12月21日


民家の脇から山へ上がる。踏み跡が続いている。

右側に水田跡がある。上部に小さな溜池がある。尾根の上に平場がある。





松江の神社