生馬神社(西) |
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県道から西生馬町の西ノ谷を奥へ入ると、左の谷の山際に鳥居が見えます。境内や本殿の後には大岩があります。雲陽誌の「大岩」は、本殿後の大岩を指していると思われます。
「道返大神を祀り、武御名方命及び市杵島姫命を合祀す、・・・当社の由緒詳ならずと雖も、出雲風土記所載の生馬の社にして、千年以上の古社なり。然れども年所久遠にして祭神の正傳を失えるものの如く、社殿の一大磐石の前に在るが故にや一に大岩明神とも称し奉りき。・・・明治四十四年一月許可を得て諏訪神社祭神武御名方命を、同四十一年十一月市杵島神社祭神市杵島姫命を本社に合祀せり。 「大岩明神 道敷大神を祭る、・・・風土記に生馬村社二所あり、一所は西生馬村此社を云う」(雲陽誌) 「御由緒不詳。往古より交通の要衝にして境内に大岩ありてこれを崇敬大岩大明神と称した。」(神国島根)
出雲風土記:生馬社
所在地:松江市西生馬町320 |
谷の奥に鳥居が見える。 | ||
鳥居の前の狛犬 | ||
境内に入ると大きな岩がある。 | ||
拝殿前の狛犬 | ||
手水鉢 | 拝殿 | 扁額 |
本殿 | 本殿後の祀られた大岩 | 本殿床下の古い狛犬 |
谷から見た社殿 | 社殿後の大岩 |