日吉神社ひよしじんじゃ


 鹿島町南講武の南側の丘陵の道を峠まで上がると、水田の中の道が谷の奥へ向かっています。金刀比羅神社の石碑の脇から谷を入ると、湧き水が小さな流れを作っています。
 近所で尋ねると、「山中ではなく、金刀比羅神社の石碑から、20m位入ったところの山際にあり、湧き水が流れている。」とのことでした。
 谷の奥の林内にあったと思われます。石灯籠などの痕跡はありませんでしたが、石垣の跡と思われるような石が固まってあり、湧き水の流れがあるので、ここで間違いないと思われます。

 日吉神社は、明治44年に多久神社に合祀されています。

 「各神社合祀年月日 狗飼神社 明治四十四年四月二十六日 ・・・ 日吉神社 同 (南講武字小谷より合祀)」(講武村誌)

 「日吉山王 大物主命なり、社一間四方東向、境内古木おおし。」(雲陽誌)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:大物主命おおものぬしのみこと
 境内社:

 所在地:松江市鹿島町南講武小谷
 訪問日:2022年3月9日


石碑の前から谷の奥へ入る。

この奥にあったと思われます。水の流れがある。

石垣の跡か?




松江の神社