方結神社 |
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美保関町片江の川沿いに南の山際へ入ったところにあります。 「雲陽誌」などによれば、港の近くの現在の宇塚神社が風土記の方結社であり、現在方結神社がある場所には上戸神社があったが、明治44年に近隣の神社を合祀し、方結神社と称したようです。 「出雲風土記神社なれども由緒不詳。市杵島比賣命は片江に鎮座方結神社の合殿宗像神社の祭神なれども合殿年度並由緒不詳。安閑天皇は片江に鎮座上戸神社と称し由緒勧請創立年代不詳。愛鬘女命は上戸神社の合殿勝手神社の祭神なれども合殿年度並に由緒不詳。稚日女命は上戸神社境内若宮神社と称し、稲倉魂神は同稲荷神社と称し、大國主神は同杵築神社と称し、大山祇神は同山ノ神神社と称し、素盞鳴神、同素鵞神社と称し共に由緒不詳。然るに明治四十年十月十四日許可を得て仝四十四年九月十五日本社に合併し上戸神社の社地に鎮祭す。」(神国島根) 「蔵王権現、勝手明神 二神相殿なり、蔵王権現は安閑天皇、勝手明神は愛鬘命を祭」、「宇塚明神 『風土記』に方結社あり、伊比都加大神にして國忍別命をまつるという。」(雲陽誌)
出雲風土記:方結社 所在地:松江市美保関町片江721 |
川沿いの細い路地に面して神社がある。 | 一の鳥居 | |
鳥居の扁額 | 鳥居前の狛犬 | |
手水舎 | 二の鳥居 | |
拝殿前の狛犬 | 拝殿 | |
拝殿内の扁額 | 本殿 | 歳徳神 |
境内右の境内社 | 境内左の境内社 | 御守所 |
昭和58年の石灯籠 | 境内の全景 |