伊豆御魂神社いずみたまじんじゃ


 下東川津町中尾で「伊豆御魂神社跡」を尋ねると、「バイパスから入って最初の家の脇を山へ上がったところにある。」とのことでした。坂道を上がった石段の上に、大きな石に「伊豆御魂神社趾」と刻まれた石碑が建てられていました。明治40年に布自伎美神社に合祀されています。

 「伊豆御魂神社は、『雲陽誌』には『羽黒権現 天照大神をまつる、』とある社である。羽黒権現は、神仏混交の修験の霊場として著名な出羽国羽黒山の出羽神社を勧請したものとみえるが、宮司吉岡静夫家所蔵の『十三条区別之廉書』(奥書に・・・明治三庚午歳・・・)には、羽黒社について、『未年五月、伊豆御魂社と改号ス』とあり、明治三年に最も近い『未』は安政六年であるから、同年に改号したものとみてよかろう。改号の理由は不明。」(川津郷土誌)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:天照大神あまてらすおおかみ
 境内社:

 所在地:松江市下東川津町中尾
 訪問日:2021年10月6日


民家の間に道がある。山へ向かって上がっていく。石段がある。

石段下の石灯籠台の上に石碑が立っている。「伊豆御魂社趾」と刻まれている。





松江の神社