石野の荒神跡・貴船神社跡 |
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東持田町石野の高台に荒神の跡があり、石祠が残っています。地元の方の話では、「以前は地域でお祭りしていたが、今は加佐奈子神社に合祀してある。」とのことでした。 同じく石野にあった貴船神社跡について尋ねると、荒神のある「竹やぶのところにあった。」とのことでした。荒神の一段下に平場があるので、そこにあったのかもしれません。 加佐奈子神社合祀神 高於加美神(貴船神社) 元石野に鎮座 明治四十一年合祀(里の息吹) 雲陽誌に、「貴船明神 闇龗神をまつる」とあります。 貴船神社 荒神:中国地方の山村や、瀬戸内の島々、四国の北西部、九州北部には、樹木とか、大樹の下の塚を荒神と呼んで、同族の株内ごとにまた小集落ごとにこれを祀る例が多い。部落で祀るものは生活全般を守護する神として山麓に祀られることが多い。樹木の場合は、地主神、作神(さくがみ)であり、牛馬の安全を守るが、甚だ祟りやすいともいう。(ウィキペディア) 出雲(島根県東部)から伯耆(鳥取県中西部)にかけて、荒神にその年の収穫を感謝する行事が濃密に分布しており、毎年収穫後の11月から12月を中心とする時期に行われます。巨大な藁蛇(わらへび)と大量の幣束(へいそく)を製作し、荒神を祀った樹木や石などに供えることを基調にしながら、多様な形態をもって伝承されています。(鳥取県) |
斜面を上る。 | 丸い石の横に石祠がある。 | |
中央の竹やぶ付近 |