伊綱社いづなしゃ


 東来待鏡地区を南へ500mほど入り、北廻溜池への谷を少し入ると、左手の斜面の上の竹やぶの中に小屋が見えます。引き戸を開けてみると、神輿があり、これは歳徳神の宮庫で、ここが伊綱社の跡地のようです。宝暦14年(1764)に十二社大権現社と合併し鏡神社となっているようです。
 伊綱社は、宍道町史にある伊豆名社と同一と思われます。

 「北廻谷の北に当たる所に神社跡として地区共有地がある。」、「事跡一覧表『売布神社(伊綱社)-144』」(「きまち書留帳」)

 「社伝によれば、当社は宝暦14年(1764)に十二社大権現社と伊豆名大権現社が合併した神社とされる。」(「宍道町史 鏡神社」)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:
 境内社:

 所在地:松江市宍道町東来待鏡
 訪問日:2023年3月9日


宍道町東来待鏡
左の谷へ向かう。

このあたりの山の斜面にあった。
 
竹やぶの中に小屋が見える。



宮庫の中の歳徳神
資料の図面
伊綱社-144




松江の神社