神戸神社ごうどじんじゃ


 宍道町上来待佐倉の「さくら館」から北東へ道を上がると、竹やぶの脇に防火水槽があり、その少し上から竹やぶの中へ入ります。踏み跡をたどっていくと、平場があり、石垣が残っています。水田の跡かなと思って、周りを見ると、石材や古い瓦が積まれてあり、ここが神社の跡のようです。
 再訪し確認すると、奥の方に石灯籠の笠や火袋のような加工石があり、その先は崖になっていました。やはりこの平場で間違いないようです。
 また、「防火水槽の裏辺りに10段ほどの石段があった。」ということです。

 「由緒 不詳。『雲陽誌」には神戸明神と記される。1908年(明治41)、本宮神社へ合祀、戦後独立した後、1981年(昭和56)佐久多神社へ合祀された。宝永2年(1705)の建立棟札が伝わる。」(宍道町史)

 出雲風土記:
 主祭神:手力雄神たじからおのかみ
 境内社:
 所在地:松江市宍道町上来待中佐倉
 訪問日:2021年6月2日、2021年7月14日、2023年3月14日

さくら館から左へ上がって行く。防火水槽の横を上がる。

防火水槽の上の竹やぶ踏み跡から藪へ入る。平場がある。

石垣が積まれている。石材が残っている。古い瓦が積まれている。

石灯籠の笠か石灯籠の火袋か防火水槽の奥に石段があったという。




松江の神社