出島神社 |
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西浜佐陀町の満願寺に並んで湖岸にあります。 「釜代山にあったのを現在地に移され、鳥居のない社として全国に例がない。」(古江公民館のパンフレット) 「七釜大明神 風土記出嶋社と云は是なり、瓊々杵命、出見尊、葺不合尊、櫛八玉命、木花開耶姫命、豊玉姫命、玉依姫を祭る、・・・古老傅に南湖二三町沖を俗に釜代沖と云り、水底に釜の形のごとくなる磐有、神代に朝の御気夕の御気調えし釜なりと云、船中不浄の人ありて此釜磐の上をすぐれば船かならず覆と云り」(雲陽誌) 「『出雲國風土記考證』に『満願寺より西へ5町許りに釜代という所がある。・・・そこに出島社があったが、その山は波浪の作用によって次第に缺け崩れてなくなった故に、神社をば満願寺の境内に移し、釜代明神といふ。』とある。」(出雲神社探訪) 「古曽志の南海邊に山あり釜代山と云古は海中へ百間斗出て古木多し七釜代明神とて二社ありしが是山次第に波に崩れて一社を浜佐田村に遷し今の釜代社是也一社當村の白鬚社に相殿に祭る寛永中白鬚社造立のとき材木を釜代山より切出したりと云傳れば大木も多かりと見えたり。」(古江村誌) 「釜代山は現・出島神社の所在地満願寺の西二キロ地点に位置する。」(出雲国風土記註論)
出雲風土記:出嶋社
所在地:松江市西浜佐陀町881 |
満願寺の前から湖岸へ向かう。 | 満願寺の下に参道がある。 | 狛犬 |
石段を上がる。 | 手水舎 | |
境内は狭い。 | 拝殿 | 扁額 |
本殿 | 一段上の満願寺から見た境内 | 宍道湖と境内 |
宍道湖岸にある。 |