生馬神社跡・馬場床荒神 |
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生馬神社(東)の手前から東の谷を約250mほど上がった所に橋があり、左へ入って民家の手前で電柱の先に山への径があります。畑の脇から上がると、竹林があり、急斜面を登ると平場があり、ここが旧社地と思われます。平場には跡地の痕跡はありませんが、奥に大きな木があり、根本に注連縄のような藁縄が巻かれていました。これが馬場床荒神と思われます。 「馬場床 生馬神社の旧社地である。一部地滑りにより狭くなっているが広い境内地である。・・・奥地に馬場床荒神が祀られている。」(地名が語る生馬の里) 「永禄六年毛利元就國に入り此の城を攻むる當り、當社の位置が攻城尤も重要なる地點にありしを以て、不幸兵火に罹り社殿舊記等悉く烏有に帰し・・・舊地を距る南方三町許りの丘腹即ち宮山の地を卜し、新たに社殿を造営し奉りしもの即ち現時の社地にして、社頭の舊地を元宮荒神或は馬場床と稱し、此の處より現社地に接続する丘陵の中腹に賽路の形跡尚現存せり。」(生馬村誌) 「旧社地は、現社地の右手の谷を2〜300m上った右岸の丘らしいので・・・丘へ通ずる道を少し登ると平坦な場所があった。祠とか礎石とかは何もなく、旧社地という感じはしなかった。」(出雲神社探訪) 出雲風土記:
所在地:松江市東生馬町馬場床 |
民家手前の電柱から山へ入る。 | 電柱の先に径がある。 | 竹林へ入る。 |
急斜面を上がる。 | 斜面の上に広い平場がある。 | |
平場の奥に大きな木がある。 | 馬場床荒神 | |
木の根元に注連縄が巻かれている。 |