朝酌上神社跡 |
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朝酌町から上宇部尾町に抜ける道路の、朝酌小学校近くに上組バス停があり、その近くに大きな石灯籠があります。ここが朝酌上神社の跡で、今は多賀神社に合祀されていますが、ここにも小祠が祀られています。 風土記には「朝酌下社」があることから「朝酌上社」があるだろうということで追加されたのである。「朝酌郷土誌」によれば明治41年に「朝酌上神社」を多賀神社に合祀したようである。(出雲神社探訪) 出雲風土記抄に、「朝酌上社即朝酌の郷に伊弉冊尊を祀りて大森大明神と曰う、同下社は同郷の多賀大明神にして、伊佐奈枳と熊野大神命とを合わせ祀る社也」とあります。 雲陽誌には、「大森明神 宇津名姫命なり本社一間四方西向拝殿九尺梁に三間」とあります。 出雲風土記:朝酌上社 延喜式: 主祭神:宇津名姫命 境内社: 合祀先:多賀神社 朝酌町970 所在地:松江市朝酌町 訪問日:2021年3月4日 |
大きな石灯籠が目立っている。 | ||
嘉永二己酉(1849)の大きな石灯籠 | 歳徳神の横から径がある。 | |
風化した狛犬 | 手水鉢 | |
竹林内に小祠がある。 | まだお祭りされているようだ。 |