由貴神社 |
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県道馬潟港線の北側の道路脇にあります。 「元の社地は今の馬潟の町並みより相当高く、朝酌の促戸を見下ろす位置にあり、遠くからも浮いているように見えたと伝えられる。」(公民館パンフレット) 「『八束郡誌』によれば『大字馬潟字高橋にあって、もと王子権現と称え』、『由緒記に当社祭神速秋津日子命は水戸の神として、此の水門を鎮める為に祀ってある。前面に朝酌の促戸を見下ろして居る。』とある。」(出雲国風土記註論) 「王子権現 縁起なし、故に垂跡勧請しれず、宮地を王子の森という」(雲陽誌) 「社地は移っているという。『竹矢郷土誌』は渡辺宮司の言葉から『今の竹矢小学校の山地が大橋川に向かって張り出した先端の樹林』の地とする。」(出雲国風土記註論) 風土記の由貴社に比定されていますが、「延喜式順では・・・市原神社―由貴神社―勝日神社という順番なので安来から広瀬町あたりにあってもおかしくない。」(出雲神社探訪)ともされています。 出雲風土記:由貴社
所在地:松江市馬潟町266 |
由貴神社 | 石段を上がると社殿がある。 | |
由貴神社拝殿 | 本殿 | 金刀比羅神社 |
和田津見神社 | 境内社跡(気先神社?) | 社日碑 |
荒神 | 歳徳神 |