矢田の荒神こうじん


 福富町へ入る手前の山の斜面に細い石段の径が上がっていました。竹やぶの中を少し進むと。注連縄が張ってあり、その先に石灯籠と狛犬が置かれ、荒神らしきものが祀られていました。狛犬が置かれた荒神は今まで見たことがなく、なんとなく昔は神社があったのではないかと思われるような作りです。近所の方に話を聞くと、「私は長らく土地を離れていたので、神社があったのかどうかはわからない。荒神さんと呼んでいる。」とのことでした。

 所在地:松江市朝酌町矢田
 訪問日:2021年3月4日

 荒神:中国地方の山村や、瀬戸内の島々、四国の北西部、九州北部には、樹木とか、大樹の下の塚を荒神と呼んで、同族の株内ごとにまた小集落ごとにこれを祀る例が多い。部落で祀るものは生活全般を守護する神として山麓に祀られることが多い。樹木の場合は、地主神、作神(さくがみ)であり、牛馬の安全を守るが、甚だ祟りやすいともいう。(ウィキペディア)
 
 出雲(島根県東部)から伯耆(鳥取県中西部)にかけて、荒神にその年の収穫を感謝する行事が濃密に分布しており、毎年収穫後の11月から12月を中心とする時期に行われます。巨大な藁蛇(わらへび)と大量の幣束(へいそく)を製作し、荒神を祀った樹木や石などに供えることを基調にしながら、多様な形態をもって伝承されています。(鳥取県)

山へ径が続いている。竹林内に踏石の径がある。

注連縄が張られ建物がある。奥に石灯籠が見える。

石灯籠や狛犬が一対ある。小さな狛犬

荒神が祀られている。




松江の神社