和奈佐神社わなさじんじゃ


 宍道町上来待和名佐の菅沢地区の西に「本宮、古宮床」などの字名があり、ここが旧社地とされています。丘陵の急斜面は藪となっていて入れず、跡地の痕跡などは確認できませんでした。

 「『雲陽誌』上来待項をみると『和名佐明神』がみえる。現在の和名佐神社であろう。もともと同所にはなく和名佐集落の西の字元宮・古宮に鎮座していたと思われる。その鎮座は明和年間とされている。」(出雲国風土記註論)

 「和名佐神社は菅沢の下手にあったらしい。『本宮』「古宮床』『宮の前』などの小字が残っている。」(きまち書留帳)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:和名佐比古命わなさひこのみこと
 境内社:

 所在地:松江市宍道町上来待和名佐
 訪問日:2023年2月12日


宍道町和名佐 菅沢地区左端に本宮、古宮床の字名が見える。




松江の神社