外山神社 |
---|
大庭町空山の頂上付近の木立の中にあります。「おおばの歴史」に神社の所在地の記載がありませんが、 『佐草地区の講中』との記載があるので、八重垣神社付近で尋ねると、「神社の南へ上ったところにあると思う。」とのことでした。坂を上ったところの家で尋ねると、「安産の神様で、坂を上って左へ曲がって、池があり、右へ曲がって、左へ曲がって」と覚えきれませんが、どうも空山の上の方になるようなので、また途中で尋ねようと、とにかく向かってみました。空山へ向かったところで、ちょうど農作業中の方がおられて、尋ねると地図を書いて教えていただきました。この地図のおかげで、たどり着くことができました。 「外山神社 本社は神魂神社の末社の外山社である。・・・近世になって、・・・篤志家が、・・・民間信仰の小宮外山社を建立したと伝えている。しかし、篤志家が故あってこの地を去るとき、祭祀不十分はさらに畏れ多いと神魂神社へこの小宮の神魂神社への祀り上げを願い出たのである。その時本社である神魂神社の末社の外山社に合祀されたものと考えられる。後年、その由緒を知った佐草地区の講中が、ふたたび勧請を志し分祀を願い出て、縁の地に外山社を再建してお祀りしたのである。そして、伝承を受け継いで神のご加護を浴び、触穢除難平穏と家門繁栄安産の宮として、毎年九月一日にお祭りをして護持している。」(おおばの歴史)
出雲風土記: 所在地:松江市大庭町 |
八重垣神社から県道を上がり、左へ入る。 | 右に大きな堰堤が見える。 | 分岐を右へ入る。 | |
溜池を左に見て上がる。 | 柿畑の脇を上がる。 | カーブミラーから左折する。 | |
神社は前方の森の中、右折する。 | 茶畑の脇を森へ向かう。 | 木立の中に石灯籠と社が見える。 | |
手水鉢 | 石灯籠 | ||
扁額の式内は誤りと思われる。 | |||