須義神社 |
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美保関町菅浦の集落の南の端にあります。合祀された新宮神社の跡地(字上ノ宮)は、須義神社南方にありましたが、県道37号の開設によって削られたようです。 「出雲風土記にあれども由緒不詳。伊弉諾冊外十神は八束郡片江村大字菅浦字上ノ宮に鎮座、新宮神社と称し由緒は勧請創立年代不詳然るに・・・明治四十年十二月十五日本社に合併す。」(神国島根) 雲陽誌に、「神畑明神 猿田彦命なり・・・天正五年造立の棟札あり」、「新宮 社五尺四方南向」とあります。 「明治8年の皇国地誌によれば菅浦の神社は二社であり、「須義神社」と「新宮神社」が報告されている。それによれば「新宮神社」は村の南800メートル、祭神は伊弉諾尊・速玉之男・事解之男伊であり、「須義神社」は浦から100メートル、祭神は猿田彦・誉田別尊となっている。」(島根半島四十二浦巡り) 出雲風土記:須義社延喜式: 主祭神:猿田彦比古神、応神天皇、合祀十一柱 境内社:素鵞神社、秋葉神社、歳徳社
所在地:松江市美保関町菅浦289 |
集落の南の外れにある。 | 集落側から参道がある。 | |
手水鉢 | 拝殿は境内いっぱいに建っている。 | 拝殿 |
扁額 | 石垣下から俯瞰。 | |
本殿 | 左側の境内 | 境内社 |
境内社 | 境内左端の歳徳神 |
新宮神社跡 この辺りの森は、「上の宮の森」と呼ばれている。 |
県道開設で削られている。 |