菅原天満宮すがはらてんまんぐう


 八雲村誌の近世の神社の項に、「菅原天満宮 (森脇 米田)」とあるので、森脇の集落を訪ねました。
 集落の家で尋ねると、「天満宮があったことはわからないが、この先の自動車会社の場所が『天神前』という田んぼだったので、その辺りにあったのではないか。」また、米田という地名を尋ねると、「そこから100mほど南へ行ったところの家の門名が『米田よなだ』という。そこにはなにかわからないがお堂があって、随分以前に本尊が盗難にあったことがあった。」とのことでした。
 詳しい場所はわかりませんでしたが、天神前や米田という地名から、このあたりにあったのではないかと思われます。 

 「宝暦十四年(1764)当時の熊野の神社 菅原天満宮 (森脇 米田) 天満大自在天神 菅原と申所先年川缺に相成只今は川・米田に遷」(八雲村誌)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:天満大自在天神てんまんだいじざいてんじん
 境内社:

 所在地:松江市八雲町熊野森脇
 訪問日:2022年5月29日


中央が「天神前」この家の門名が、「米田よなだお堂がある。





松江の神社