天満宮てんまんぐう


 天神町にあり、白潟天満宮、天神さんと呼ばれています。天満宮に置かれる御神牛については、生没が丑の日であったこと、遺体が牛車で運ばれ、牛が座り込んだ場所が墓所とされたことなど諸説があるようです。

 「保元年間、平忠度当国守護職の時、・・・城を能義郡富田山に築かんとせし際、眼病に罹り日を追って重し。ここに菅神の冥助あらん事を懇禱ありければ、・・・不日全快せり。故に・・・城内に鎮守として社殿を建立し・・・その後堀尾吉晴公慶長年間富田城を松江亀田城へ移さんとし、移転の際堀尾山城守忠晴公白潟に地を選び、現地に奉遷す。」(神国島根)

 「天神 ・・・或曰堀尾氏遠州濱松より當国に来る時彼地の菅神を爰に勧請したまうともいい傳」(雲陽誌)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:菅原道真公すがはらみちざねこう
 配祀神:少名彦名命すくなひこなのみこと
 境内社:厳島神社、稲荷神社、荒神社

 所在地:松江市天神町58
 訪問日:2021年4月15日


社名碑

手水舎

二の鳥居拝殿

扁額本殿社務所

右の境内左の境内稲荷神社

荒神社

厳島神社

おかげ天神天神神輿蔵





松江の神社