坂口神社跡の荒神さかぐちじんじゃあとのこうじん


 宍道町坂口の道路脇から民家の前に上がり、民家横の径を入ります。入ってすぐ斜面を右へ上がったところが坂口神社跡で、社日碑があり、その奥に荒神が祀られています。坂口神社は大森神社に合祀されています。荒神の中に、小祠があるのは、町史にある金比羅かもしれません。

 宍道町史には、「由緒 不詳。かって王子社と称する。社伝によれば、金山谷屋堀の王子谷に鎮座していたが、・・・井原氏の鎮守として祀られ、宝永年間(1704〜11)ごろより大字坂口の氏神として崇敬されたとされる。明治5年(1872)、坂口神社と改称。1908年(明治41)大森神社に合祀。・・・現在、旧社地には荒神、金比羅(石祠、明治年間に山中から遷座したもの)、社日が祀られている。」とあります。

 所在地:松江市宍道町坂口
 訪問日:2021年5月23日

 荒神:中国地方の山村や、瀬戸内の島々、四国の北西部、九州北部には、樹木とか、大樹の下の塚を荒神と呼んで、同族の株内ごとにまた小集落ごとにこれを祀る例が多い。部落で祀るものは生活全般を守護する神として山麓に祀られることが多い。樹木の場合は、地主神、作神(さくがみ)であり、牛馬の安全を守るが、甚だ祟りやすいともいう。(ウィキペディア)
 
 出雲(島根県東部)から伯耆(鳥取県中西部)にかけて、荒神にその年の収穫を感謝する行事が濃密に分布しており、毎年収穫後の11月から12月を中心とする時期に行われます。巨大な藁蛇(わらへび)と大量の幣束(へいそく)を製作し、荒神を祀った樹木や石などに供えることを基調にしながら、多様な形態をもって伝承されています。(鳥取県)

道路から奥の民家へ向かって入る。民家前を奥へ向かう。民家横から入る。

すぐ右斜面へ上がる。右手に石段がある。手水鉢

社日碑

荒神小祠も祀られている。




松江の神社