坂口神社跡の荒神さかぐちじんじゃあとのこうじん


 宍道町坂口の道路脇から民家の前に上がり、民家横の径を入ります。入ってすぐ斜面を右へ上がったところが坂口神社跡で、社日碑があり、その奥に荒神が祀られています。坂口神社は大森神社に合祀されています。荒神の中に、小祠があるのは、町史にある金比羅と思われます。

 「由緒 不詳。かって王子社と称する。社伝によれば、金山谷屋堀の王子谷に鎮座していたが、この社が城下にあることを宍道伊予守が許さず、伊原家所有の山林へ遷座、井原氏の鎮守として祀られ、宝永年間(1704〜11)ごろより大字坂口の氏神として崇敬されたとされる。明治5年(1872)、坂口神社と改称。1908年(明治41)大森神社に合祀。・・・現在、旧社地には荒神、金比羅(石祠、明治年間に山中から遷座したもの)、社日が祀られている。」(宍道町史)

 祭神:建御名方命
 所在地:松江市宍道町坂口
 訪問日:2021年5月23日


道路から奥の民家へ向かって入る。民家前を奥へ向かう。民家横から入る。

すぐ右斜面へ上がる。右手に石段がある。手水鉢

社日碑

荒神金比羅社




松江の神社