金比羅宮こんぴらぐう


 玉湯町湯町の蓮光寺の本堂裏に神社があります。
 住職さんによると、「金比羅さんで、150年前に、岩屋寺古墳のところにあったものを、移転したものです。半農半漁の人々の安全を祈念するために、ここへ遷したと思われます。」とのことでした。
 150年前は明治初期で、ちょうど神仏分離令や廃仏毀釈運動の影響で、岩屋寺が廃寺となっており、その時、出雲33番の観音像は清巌寺へ、そして境内にあった金比羅宮は蓮光寺へ遷されたものと思われます。

 「かつて丘陵には岩屋寺があったが、1876年(明治9)に移転している。」(コトバンク)

 出雲風土記:
 主祭神:

 所在地:松江市玉湯町湯町
 訪問日:2022年4月22日


玉湯町湯町
蓮光寺

本堂

本堂裏の境内


金比羅宮






松江の神社