大川端の三宝大荒神さんぽうだいこうじん


 東忌部町大川端の慈恩寺の近くにあります。境内は遊園地になっています。

 「従来境内は森林に囲まれし古木に祭り来りしも大正の初伐採し社地を整理して公園式の現形となし、神体を巨大なる碑石となし玉垣を囲らし、拝殿を新築し同時に両側に全部落内の地主塚水神荒神歳徳神も合祀せり。」(忌部村誌)

 「大川端地区と熊山地区に鎮座する三寶大荒神 両荒神とも素盞鳴尊を祀る。創立は1000年以上も前と伝える。33年目ごとに行われる式年の荒神神楽があり、17時間に及ぶ夜を徹しての神楽である。大川端は2014年に第43回目、熊山は2020年4月に第44回目を数える。言い伝えによると、神代の昔、天照大神が天の岩屋戸お隠れになったとき、天照大神のお出ましを願うため、天宇豆売命が舞を舞うことになったが、そのときの琴・太鼓の革は両地区の牛の皮を用いたとされている。」(忌部公民館パンフレット)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:素盞鳴尊すさのおのみこと
 境内社:

 所在地:松江市東忌部町大川端
 訪問日:2021年4月11日






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