金屋子かなやごさん

　玉湯町面白地区の小さな山の上にあり、個人の山で個人で祀られています。「玉湯なんでも大辞典」には石祠だけの写真があり、説明はありません。
　面白地区へ行き尋ねますが、金屋子さんについては、なかなかわかりませんでした。４人目でやっとそれらしき石祠が山にあると案内して頂き、資料の写真と同じであることを確認しました。近所の方の山林で、その方が個人で祀られているということでした。そのお宅を訪ねると、「詳しいことはわからないが、おじいさんが『金屋子さん』だから大事にするようにと言っていた。今は子供らが掃除などをしてくれている。」とのとこでした。また、近所の方の話では、山の北側の谷を鍛冶屋谷と言っているとのことでした。