奴多之神社 |
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一畑電鉄高ノ宮駅近くの内神社一の鳥居から200mほど北へ進んだ左手の山際にあります。地元では、友田神社と呼ばれています。最近、神社の後背の木々が伐採されたようで、開けた場所の一段高いところに本殿が鎮座し、その脇に境内社が置かれています。祭神の猿田彦命は道案内の神ですが、その名前の「猿」から猿像がたくさん置かれています。 「本社の脇には、牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)が祀られており、九月一日にお祭りがあります。」(平成の御造営十周年記念誌たかのみや) 「雲陽誌」の大垣の項に、「艫田明神 猿田彦命を祭る・・・古老傅云高ノ宮の明神の船の艫取にて高宮同時の鎮座なりとも、取明神と云うを今の人誤りて艫田明神と云うなり」とあります。この艫田明神が奴多之神社とされています。
出雲風土記:奴多之社
所在地:松江市大垣町1766-8 |
左の奥に神社がある。 | ||
神社の全景 | 鳥居は控柱のついた両部鳥居 | |
一段高い場所に小さな本殿がある | ||
明治三十三年の刻みがある手水鉢 | ||
扁額 | 明治十五年の刻みのある猿の石像 | |
社殿の床下にも小さな猿の石像がある。 | 境内社 牛頭天王社 | |
境内社 稲荷大明神 | 歳徳神 | 神楽殿 |