那富乃夜神社なふのやじんじゃ


 星上山の頂上にあります。

 「創立年代不詳式内社ではないが出雲風土記所載の神社である。永禄、天正年間の兵火に依り記録神宝皆無となる。その後別所地内又境外末社等合祀して現社殿を建立したものである。(神国島根)

「天神宮 星上山にあり、妙見八幡を祭る、貞享年中建立の梁札今なお存せり」(雲陽誌)

 「星上山の神社を『那富乃夜神社』とした早い例は江戸末の『出雲神社巡拝記』である。どのような根拠でそのような比定がなされたのかは不明である。」(出雲国風土記註論)

 出雲風土記:那富乃夜社なほのやのやしろ
 延喜式:
 主祭神:経津主命ふつぬしのかみ武甕槌命たけみかづち星神加々背尾命ほしかみかかせおのみこと
 配祀神:誉田別命ほんだわけのみこと姫大神ひめおおかみ稲倉魂大神うかのみたまのおおかみ妙見社
 境内社:稲荷神社、穀木神社

 所在地:松江市八雲町東岩坂2193
 訪問日:2016年4月19日


那富乃夜神社拝殿

本殿本殿右の境内社




松江の神社