本場明神もとばみょうじん


 県道脇の民家の横に大きなタブの木があり、その裏側に御幣が立てられ、お祀りされています。生馬村誌と雲陽誌では祭神が異なっています。
 「地名が語る・・」では、「山の中腹にあり」とされていますが、県道脇にあります。近所で尋ねると、「あの家の横の大きな木のたもとにあり、吉野・安達家の間にある。」とのことで、生馬村誌の記述とあっているので、この場所で間違いないようです。

 「元場 山の中腹に本場明神があり、」(地名が語る生馬の里)

 「本場明神 大字上佐陀字本場吉野善蔵所有地に在り、祭神稲倉魂命にして、神木に之を祭る、祭日十月十二日、吉野善蔵・安達林之助の祭祀する所なりと雖も由緒明ならず。」(生馬村誌)

 「本場明神 誉田天皇を祭、五十年以前までは社殿もありしか、今は其の名のみ残り、」(雲陽誌)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:稲倉魂命うかのみたまのみこと
 境内社:

 所在地:松江市上佐陀町元場
 訪問日:2021年11月28日


民家の横に大きなタブの木がある。

裏側に御幣が立てられている。





松江の神社