宮荒神みやこうじん


 薦津町の天若宮神社の拝殿前の歳徳神の前から林内へ向かって細い径があります。尾根の径から左の谷へ下がる径がありますが直進し、しばらく行くと分岐があります。左の尾根道を進むと、すぐに竹に囲まれ、神木に巻きつけられた藁蛇が見えてきます。

 「北垣荒神は、天若宮神社の下方にあり、享保十二年(1727)の神社書出に記載された荒神三ヶ所のうちの一カ所で俗称宮荒神という。」(地名が語る生馬の里)

 「北垣荒神 大字薦津字北垣に在り。享保十二年未六月神社書出に見ゆる荒神三箇所の内宮山にあるもの即ち是なり。俗称宮荒神という。・・・藁を以て大綱を造り、大蛇に擬して神木に巻きつくるを例とす、天若宮神社附属の荒神なるが如し。」(生馬村誌)

 出雲風土記:
 主祭神:

 所在地:松江市薦津町
 訪問日:2021年11月14日


天若宮神社の南の林内へ入る。細い尾根の径をしばらく進む。径の分岐を左へ

竹に囲まれて藁蛇が見える。

天保9年の石灯籠




松江の神社