彌多仁神社みたにじんじゃ


 古曽志神社の西の荘成町の細い谷を北上すると山際に鳥居が見えます。

 一般にはヤタニ神社と云っているが、社伝ではミタニ神社ととなえられている。出雲風土記にも記されている古い神社で大巳貴命、須佐之男命、稲田姫命が祀られている。
 昔、神社の西方約二百メートルばかりの所に潮の出る場所があり、大祭の日にこれを汲んで神前に供えて祭りをする神事があったが、後世に至り地形の変化により潮が出なくなってからこの神事は行われていない。その潮の出ていた地を塩谷と呼んでいる。(境内説明文)

 雲陽誌には「大森明神 素盞嗚尊、大己貴命、稲田姫を祭る、・・・本社より二十町ばかり西に塩谷と云処あり、古其所に潮出る也、九月廿日処の民人とも潮を酌て神前に捧たる、ゆえ土人塩谷と云、先年山抜てより今は此事なし」とあります。

 出雲風土記:彌多仁社みたにのやしろ
 延喜式:
 主祭神:大巳貴命おおなむちのみこと須佐之男命すさのおのみこと稲田姫命いなたひめのみこと
 境内社:若宮神社

 所在地:松江市荘成町194
 訪問日:2021年2月28日

変わった形の脚がある石灯籠

明治廿二年の石灯籠手水鉢拝殿

本殿右側の境内社 若宮神社歳徳神

神楽殿左奥にある小祠

境内




松江の神社