万原の荒神こうじん


 美保関町下宇部尾の万原地区の谷を少し入った林内に木製の鳥居があり、石段の上に社と小さな石祠が祀られています。また斜面の上には荒神もあります。近所の方の話では、「隣の下宇部尾の神社から分祀したもの。」、「あれは荒神さんだ。」とのことで詳細は不明です。

 「出雲国風土記註論」の「前原坡」の項に、「万原の集落のその字「鼻」の北側裏手の谷に荒神が祀られているが、」とあり、この荒神の写真が載っている。

 所在地:美保関町万原
 訪問日:2021年7月31日

 荒神:中国地方の山村や、瀬戸内の島々、四国の北西部、九州北部には、樹木とか、大樹の下の塚を荒神と呼んで、同族の株内ごとにまた小集落ごとにこれを祀る例が多い。部落で祀るものは生活全般を守護する神として山麓に祀られることが多い。樹木の場合は、地主神、作神(さくがみ)であり、牛馬の安全を守るが、甚だ祟りやすいともいう。(ウィキペディア)

 出雲(島根県東部)から伯耆(鳥取県中西部)にかけて、荒神にその年の収穫を感謝する行事が濃密に分布しており、毎年収穫後の11月から12月を中心とする時期に行われます。巨大な藁蛇(わらへび)と大量の幣束(へいそく)を製作し、荒神を祀った樹木や石などに供えることを基調にしながら、多様な形態をもって伝承されています。(鳥取県)


民家の脇から路地を東へ入る。山沿いの径を進む。舗装が終わると歳徳神と鳥居が見える。

歳徳神木製の鳥居がある。

石段下の手水鉢石段上に社がある。風化した狛犬

2柱が祀られているのか。

社の隣の小さな石祠後ろの斜面の荒神




松江の神社