川上神社 |
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北山農免農道から本庄川を遡り川部地区に入ると、左手に大きな石灯籠があり、更に遡り橋を渡って右折、川沿いの小径を行くと神社の前へ出てきます。 「太古大巳貴命国土経営の折千酌地方に不逞の徒ありて、鎮撫せんとして此の川辺を通過の際岩石にて焼火なしで休憩し給い、その後暴風雨のため大洪水起こり避難民が山上より俯視すれば濁流中に大光を認め、冠水後そのところを調べ見れば命の御休所の霊石上に焼残りの薪材皚々として存在せり、部落民霊妙なる御神徳を感じてその霊石を御神体と崇め奉りて社を建築して産土神と崇敬せり、高龗男命勧請して水災火災の患いを免れん事を祈り、稲田姫命を配祀して郷土の民衆繁栄を祈った。本殿の床下を板にて囲い外部よりの不浄を防いだ。他社に類例なき構造なり。」(神国島根) 「主祭神は大国主命。大国主命が・・・川辺の石に腰をかけて休まれた。後年大洪水があり、濁流の中で赤々と輝くものを見た。それこそ大国主が腰を下ろされた石であった。その石を御神体とした。御神体のある神社本殿の地階部分は厳重に囲われていて、うかがい見ることは出来ない。」(公民館パンフレット) 雲陽誌に、「川上明神 稲田姫なり」とあります。 八束郡誌では、「かわべじんじゃ」としています。
出雲風土記:川上社
所在地:松江市上本庄町921 |
川沿いの道に石灯籠がある。 | 橋を渡って右折する。 | 川沿いの小道がある。 |
2本の幟竿の先に神社がある。 | 左奥から川沿いの小道がある。 | 境内東側に車道がある。 |
拝殿 | 拝殿內部の扁額 | |
本殿 床下が板で囲われている。 | 右の境内 | 金刀比羅社 |
天満宮社 | 山の神 | 一ノ宮社 |
左の境内 | 水上登社・日吉神社 | 歳徳神 |
若宮社 | 御埼社 | 控所 |
境内のタブノキの巨樹 |