勝間神社かつまじんじゃ


 県道37号で鹿島中学校を過ぎ、ローソンの先を東へ入った左手の田んぼの中に「小勝間山跡」の標柱があります。

 「勝間神社はかつては、小勝間山(鶏塚山)にあった。神社といっても社殿はなく、小勝間山にはたいそう立派な松の木があったという。・・・明治になると勝間神社は大井神社に合祀された。この小勝間山は、昭和六十三年に取り壊された。」(出雲神社探訪)

 「勝間神社 ・・・或人の云えるは小勝間は地の名也、此所より上に大勝間の宮あり、佐陀明神の摂社なり、小勝間の社は思兼神を祭るなりとは伝えり、今は社もなければ委くは知れがたし」(雲陽誌)

 出雲風土記:加都麻社かつまのやしろ
 延喜式:
 主祭神:思兼神おもいかねのかみ
 境内社:

 所在地:松江市鹿島町名分3
 訪問日:2021年3月31日


田んぼの中に標柱がある。小勝間山跡の標柱




松江の神社