市穂神社 |
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東出雲町上意東本谷奥組の集落へ上がったところのカーブの脇にあります。参道の石灯篭は亀の背に乗っていますが、出雲金刀比羅宮の石灯籠も同じように亀の背に乗っています。 雲陽誌には「川本社」とあって、「寛文八年造営の棟札あり」とあります。 「乗光寺の谷をしばらく進むと山手に登り口があって、そこには神社の跡らしき灯篭や石が散らばっていた。確かにここには何かの神社があったようである。これが同市穂社かどうかはわからない。市穂社の旧社地かもしれない。」(出雲神社探訪) 乗光寺の谷は宮谷と呼ばれていますが、公民館の館長や山仕事をしておられた方に聞いても、神社があったということはわかりませんでした。宮谷と呼ばれていることから、神社などがあったことは確かのようです。谷を上がってみると、乗光寺から少し入った右手の林内に荒神さんが祀られており、石灯籠が残っていました。2年ほど前に崖が崩れて様子は変わっているとのことでした。 出雲風土記:市穂社 延喜式: 主祭神:水罔女命、市杵島姫命 合祀:同市穂社(出雲風土記) 境内社: 所在地:松江市東出雲町上意東2709 訪問日:2021年2月6日 |
入り口にある歳徳神 | ||
鳥居をくぐると大きな石灯籠がある。 | 手水鉢 | |
亀の背に石灯籠が乗っている。 | ||
拝殿 | ||
本殿 | 荒神 |
宮谷の荒神(神社跡?) |
乗光寺の横から宮谷を入る。 | 山へ入る径がある。 | 荒神が祀られている。 |
灯篭の上部が残っている。 |