市原神社 |
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東出雲町揖屋市ノ原の谷を上がった道路脇にあります。神社が樹林の中にあり、参道もはっきりしないので、わかりにくい場所です。 「ところが現・市原神社の位置を念頭におくと『延喜式』における同社の記載順番に問題が生じ、・・・そこで注目されるのは能義郡広瀬町西比田の市原である。・・・比太神社で注目したいのは境内社として市原神社が祀られている点である。・・・但し、問題がないわけではなく、古代において比田地区は仁多郡に属していたという事実が浮上してくる。・・・その際に広瀬町菅原の市原も視野に入れて考える必要がある。」(出雲国風土記註論) 「風土記の市原社に比定されるが、『延喜式』の順序が意陀伎神社―市原神社―由貴神社―勝日神社ということから考えて、市原神社は広瀬町あたりにあるべきだ。―略―広瀬町菅原にも市原というところがあり、そこには倉手神社がある―略―市原社の可能性があるのではなかろうか。」(出雲神社探訪) 「明治初年の一時期揖夜神社に合祀されていたこともあったが、部落の要望で旧に復し部落がまつる小祠である。」(東出雲町誌)
出雲風土記:市原社
所在地:松江市東出雲町揖屋1630-6 |
大きなシラカシの奥にある。 | 小屋の横から入って行く。 | 斜面を上る径がある。 |
斜面の石段の上に社が見える。 | 石段横に丸い石がある。 | |
石段上の灯篭 | 雨避けの中に本殿が建っている。 | |
扁額に「明治十年丁丑年」とある。 | 神社の奥へ径がある。 | |
径の斜面に石灯籠がある。 | 御幣に囲まれている。 | 急斜面を上がっていく。 |
注連縄が張ってある。 | 荒神が祀られている。 | |
荒神の奥に小祠がある。 |