市場の塞の神さいのかみ


 東岩坂の市場から大日へ越す峠道にあった塞の神です。今は低い勾配の車道が通っていますが、昔は急な山越えの坂道だったようです。近くの方に話を伺うと、「去年までは、木製の小祠を作り、3月に餅まきなどをしてお祭りをしていたが、最近子供も少なくなり、また世話役も年をとってできなくなってきたので、神社へ返すことにして、今年からお祭りをやめてしまった。市場の橋を渡ったところにも塞の神があり、東西交替でお祭りしていた。」とのことでした。現地を尋ねると、車道の上の山際に、木製の小祠が残っていました。
 この塞の神のお祭りのことは、「八雲村の祭祀習俗」に詳しく載っています。

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:
 境内社:

 所在地:松江市八雲町東岩坂市場
 訪問日:2021年4月7日

車道を見下ろす場所に祀られている。



 東岩坂の市場から東岩坂川を渡り、峠を越え少し下がった所の左側に、改良前の県道の舗装道路の跡が残っています。その道路跡を東へ入ると、山へ入る径があり、入り際に荒神が祀られています。その奥に西へ向かう、昔の旧道と思われる径が続いています。峠まで上がると、去年までの塞の神の祭りに納められた小祠が横たわっていました。

 所在地:松江市八雲町東岩坂市場
 訪問日:2021年4月11日





松江の神社