船玉稲荷神社ふなたまいなりじんじゃ


 東本町の東端の京橋川に近い住宅地にあります。

 「創立年代不詳。古くより漁農民の祖神として産土神に祀りたるを、慶長年間松江築城の際藩主船舶奉行所をこの地におき、爾来藩が社殿修造及び恒例の祭祀を行う。ために国内の船舶業者の尊崇も厚かった。」(神国島根)

 「寛永年間松平直政公入国の際、この地の椎守稲荷大明神に住吉の三神を祀り、松江藩御舩屋の鎮守社とし海上安全船舶の守護神として崇敬された。昭和六年の末次大火は社殿の悉くを焼失し、昭和三十六年再建して今日に至る。」(境内由緒書き)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:稲倉魂神うかのみたまのかみ
 配祀神:底筒男命そこつつのおのみこと中筒男命なかつつのおのみこと表筒男命うわつつのおのみこと須佐之男命すさのおのみこと大己貴命おおなむちのみこと天照大御神あまてらすおおみかみ埴山姫命はにやまひめのみこと猿田彦命さるたひこのみこと大宮売命おおみやのめのみこと神日本磐余彦命かむやまといわれひこのみこと
 境内社:松尾神社

 所在地:松江市東本町五丁目59
 訪問日:2021年3月27日


社名碑

手水鉢

拝殿本殿本殿の右側

水産神社左側の境内社 厳神社




松江の神社