法吉神社ほっきじんじゃ


 春日町の市道北循環線(城北通り)から北へ向かって150mほど行くと左側に鳥居があります。旧社地が北方のうぐいす台団地の中にあります。

 現・法吉神社は春日町と法吉町の境の須賀神社のすぐ北に鎮座している。この神社の旧社地は「宇久比須谷(うぐいすだに)」といわれており、法吉神社の北約1kmのところのうぐいす台団地の中の、うぐいす台集会所の裏手に礎石が残されている。(出雲神社探訪)

 延喜式内社、出雲風土記所載にして宇武加比比売命は大国主命が兄八十神の厄に遭い火焼を遊ばされた時に神産巣日之命の大命を蒙り支佐加比比売命と共に降臨協力治療の大功を奏し給い、後此地に法吉鳥(鶯)と化して飛渡り給う、古来宮所を鶯谷と称す。創立は白鳳年間と云う。慶長年間現地に造営。(神国島根)

 雲陽誌に、「大森明神 宇武加姫の命なり、延喜式の法吉神社とあるは是なり、当国風土記に神魂命の御子、宇武加比賣命、法吉鳥に化而飛渡り此処に静り坐すと云所は、當村の中、宇久比須谷なりと云説もあり」とあります。

 「何時、社名が変わったかに関しては不詳とするが、慶応二年に同社を参拝した小村重義は『大森大明神』としており、明治八年調べの『皇国地誌』・・・では同社を法吉神社としているので明治五年三月に郷社に列せられた時点と考えられる。」(出雲国風土記註論)

 出雲風土記:法吉社ほほきのやしろ
 延喜式:法吉神社
 主祭神:宇武加比比賣命うむかいひめのみこと
 配祀神:児屋根命こやねのみこと天太玉命あめのふとたまのみこと
 境内社:

 所在地:松江市法吉町582
 訪問日:2021年3月27日

社名碑石灯籠と手水鉢

石段前の狛犬

昭和十八年の参道改修の碑境内の手水鉢

拝殿本殿右の境内

稲荷神社左の境内境内社

社務所境内の全景

うぐいす台団地集会所裏に旧社地の標柱がある。

「法吉神社御旧跡」とある。




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