比津神社ひつじんじゃ


 県道脇の滝戸池の堰堤の下の森の中にあります。最近まで水田の中の参道でしたが、宅地造成によって住宅地の中の参道になりました。

 雲陽誌に、「突貫明神 風土記に比津社あり、経津主命を祭る・・・天平十二年造立棟札有り、何事も書きしるさざれば勧請年代知れ難し」とあります。

 抑も当社は出雲風土記所載の御社に座し即ち津頭の一小丘の御鎮座にして経津主命を祀り奉る。この古伝に拠り亦社殿を北方約四町の丘上に遷座し奉り年暦由緒詳ならず。或云う天正前後の兵災に罹り御社殿廃頽したるによると又云御社域の上隣に人家出来したるを以て其神聖なる地所を冒瀆せし事をおそれてなりと。而して宝暦年間御移転したと云い、それが今の御社地である。故に旧地を今猶元宮と云う或は宮床とも称す。・・・亦中古一に空貫大明神とも唱奉れり、出雲風土記俗解鈔に「比津村都支努貴神社」とし、祭神のご神徳によれるつきぬきは刃による事でふつとは剣徳による。(神国島根)

 出雲風土記:比津社ひつのやしろ
 延喜式:
 主祭神:経津主命ふつぬしのみこと
 境内社:若宮神社、稲荷神社

 所在地:松江市比津町140
 訪問日:2021年3月23日

石段下には小さな風化した狛犬がある。

手水鉢

明治期の石灯籠拝殿前の狛犬

拝殿扁額横からの社殿

本殿左側の境内社若宮八幡宮・稲荷神社

歳徳神社日碑荒神

右側の神楽殿境内の全景




松江の神社