一人女神社ひとひめじんじゃ


 玉湯町大谷の道路脇から参道があり、林内に社殿があります。

 「出雲風土記抄曰く大谷村に壹賣社ありと、寛平五年九月勧請の由申し伝う。」(神国島根)

 「当神社の御鎮座は古く不詳でありますが出雲国風土記抄に曰く大谷村に壹女社ありと記るされ、・・・拝殿右境内の「むくろじ」の木はその樹齢古く詳かではありませんが古くより生育し今日に及んでいます。・・・古来より古存神木として存しています。」(境内御由緒より)

 「一人女明神 大日孁尊をまつる。本社一間四方西向なり天正九年寛文十三年建立棟札あり、縁起なければ勧請しれず」(雲陽誌)

 出雲風土記:
 主祭神:天照大御神あまてらすおおみかみ天忍穂耳命あめのおしほみみのみこと天穂日命あめのほひのみこと天津彦根命あまつひこねのみこと活津彦根命いくつひこねのみこと熊野久須毘命くまのくすびのみこと
 境内社:歳徳神、社日五神、大歳神、総荒神

 所在地:松江市玉湯町大谷1329
 訪問日:2021年6月2日


道路から左へ入った山際にある。社名碑

両側に大きな石灯籠がある。慶応元年の石灯籠明治四十一年の石灯籠

手水鉢拝殿前の狛犬

拝殿

本殿右の境内

神木 ムクロジ歳徳神か御納社

社日碑総荒神左の境内

歳徳神か社務所




松江の神社