八幡宮はちまんぐう


 民家の脇から畑の中を山際へ進むと、古い狛犬が並び、石段がありますが、その上にはもうなにもありません。
 「もう社殿はお祖父さんが取り壊してしまってなにもない。その以前からご神体はなかった。」(石田氏)ということでした。

 「合祀神社等 八幡宮(現社地 大野地区) 由緒 不詳。尼子・毛利の家臣であった大野次郎左衛門の氏神として祀られたが、慶長年間ごろより大野地区の産土として祀られたという。1873年(明治6)に合祀され、石田家邸内に遷座したが、地区の人々の請願により1880年(明治13)に旧地に復旧した。しかしながら、神社整理により1906年(明治39)に廃社となる。境内地は旧来から石田家の所有であり、廃社されたものの、社殿は現存し、現在に至るまで石田家によって祀られている。」(宍道町史 天宮神社)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:誉田別命
 境内社:

 所在地:松江市宍道町西来待大野
 訪問日:2023年3月9日


宍道町西来待大野

奥に狛犬が見える。



石段の上は更地になっている。




松江の神社