木野山神社 |
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八雲町東岩坂別所の出雲民藝紙工房の向かいにある星上山登山道入口の標識から東へ入ります。民家脇から山へ上がると、仁王門の手前に不動明王像があり、その脇から上に径があります。少し上がると平場があり、大きな石碑と、小さな社が祀られています。石碑には「神武天皇遥拝碑」と刻まれています。 近くの人に話を聞くと、「遥拝碑については、何かを記念して建てたものではないか。神社は、昔病気が流行った時に岡山の木野山神社を地区で勧請したもの。」とのことでした。 ネットの「伝染病の大流行と信仰」によると、明治初頭にコレラが流行り、明治13年(1880)に東岩坂村で講を作って木野山神社を勧請しているようです。木野山神社は眷属神(使神)が狼で、虎より(コレラ 虎烈刺)より強いと、全国的に信仰・勧請されたようです。
出雲風土記:
所在地:松江市八雲町東岩坂別所 |
星上山登山道入口から入る。 | 民家の脇から山へ上がる。 | 坂道の上に仁王門がある。 |
仁王門の手前のお堂の脇を上がる。 | 大きな木の脇を過ぎる。 | 少し上がると平場がある。 |
手水鉢 | 明治二十二年建立の神武天皇遥拝碑 | |
木野山神社 | 明治十六年(1883)の石灯籠 |