當貫稲荷神社あてぬきいなりじんじゃ


 くにびき道路と国道432号の交差点の南側の丘陵にあり、くにびき道路のすぐ西側にあるが、鳥居と参道は住宅地の中の道路沿いにあります。

 神国島根の野代神社の項に、「明治四十二年十月十八日乃木村大字乃木字當貫鎮座の稲荷神社を本社に合併す。」とあるのが、この稲荷神社のことと思われ、一度合祀されたものが、旧社地に再建されたと思われます。

 「稲荷當努貴という処に勧請」(雲陽誌)

 「当貫の稲荷神社は古くからのお宮で宝永二年の創立とある。・・・明治四十一年宇賀神社に続いて野代神社へ合祀になった。・・・大正十一年十月十八日、従来の境内地に小祠を建立し、野代神社からの分祀という形で神幸祭を行った。」(乃木郷土誌)

 出雲風土記:
 主祭神:宇賀之御魂命
 合祀:
 境内社:歳徳神、社日碑

 所在地:松江市上乃木4丁目  訪問日:2020年5月3日


手水鉢拝殿扁額 稲荷大明神とある。

本殿拝殿と本殿の間に鳥居がある。拝殿横の狛狐

社日碑歳徳神

境内の全景




松江の神社