天野八幡宮あまのはちまんぐう


 八雲町熊野須谷の要害山から西へ入り、川を渡ると左の小高い所に神社跡があります。
 明治時代に熊野大社に合祀された20社の跡地に、跡地を示す標柱が立てられいます。この標柱の位置図により、跡地を訪ねることができました。

 「現在社跡として立派な石垣が残っているのは、中世最後に尼子氏を亡ぼした毛利氏の代官として熊野要害山城に入った天野隆重が祀ったと思われる。」、「明治41年に熊野大社上之宮に合祀し、42年に造営された熊野大社の境内社『伊弉那美神社』に合祀」(八雲村誌)

 出雲風土記:
 延喜式:
 主祭神:応神天皇おうじんてんのう仲哀天皇ちゅうあいてんのう神功皇后じんぐうこうごう
 境内社:

 所在地:松江市八雲町熊野須谷
 訪問日:2021年4月27日


須谷公民館前に石灯籠がある。山の斜面に石垣が見える。

川岸に蔦の絡んだ石灯籠がある。

2基の石灯籠が残っている。天野八幡宮跡の標柱

明治三十年の石灯籠境内の全景向かい側の要害山、熊野城跡




松江の神社